Monthly Archives: 8月 2021

助成金のお知らせ 「JAS構造材個別実証支援事業」 PARTⅡ

現在、「JAS構造材個別実証支援事業」の申請のサポートを行っています。

今回は、申請の流れや注意点など説明していきます。

※今年度のJAS構造材個別実証支援事業の申込は終了しました

 

↓前回のブログ(4月6日付け)にてJAS構造材個別実証事業の内容を

説明しております。

https://www.jutec-mokuzouhijuutaku.com/blog/5087/

 

 

申請の流れ

事前申請、交付申請と2度申請を行います。

 

①事前申請 :プレカット発注前に行う申請

申請が受理され、結果通知書が届くとプレカットの発注が可能になります。

②交付申請:上棟後に行う申請

上棟(JAS材の建て方完了)から1カ月以内が提出期限になります。

 

 

 

提出物

事前申請の際と図面や使用樹種が異なる場合は、交付申請時に修正を行います。

 

 

◆助成金額

事前申請、交付申請で申請金額が異なる場合は、

低い金額が助成金額となります。

※CLTを使用した場合は、図の金額と異なります

 

 

◆助成金額 試算例

上記の方法で、材積・加工費・運賃を検討してみると、、、

①と②を合わせて、90万円の助成金を受け取れる可能性があります!!!

 

 

申請物件の交付申請が完了しましたら、詳細等紹介させて頂きます。

 

 

今後も新たな助成金がありましたら、発信をしていきます。

助成金や木造非住宅に関するご質問がありましたら、

お問い合わせください!!

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック

市場開発部 木構造チーム

TEL   :03-5408-5055

【合板ショック】木材の次は、合板が品薄に・・・

ウッドショックでバタバタしている中、

8月3日の木材新聞にこんな記事が掲載されていました。

「合板ショック」台頭

 

ウッドショックと並行して合板の市況も厳しい状況ではありましたが、

7月に入り、着工予定の物件に影響が出ているという声も聞こえてくるようになりました。

 

なぜ合板ショックと呼ばれる状況となったのでしょうか?

以下、3点が主な要因となっております。

 

1.ウッドショックが起こり、合板への仮需の引き合いが強まった

2.ウッドショックにより、原木丸太が品薄となった

3.7月のプレカット工場の木材在庫が想定より余裕があり、合板への追加需要が高まった

 

 

輸入合板も厳しい状況であり、

インドネシア・マレーシアは、コロナ感染における活動制限を発令したことと

原木不足により工場の生産量が減少しました。

 

またアメリカの住宅着工数が増加しているため、

それにともないアメリカ向けの輸入が好調となっています。

 

国内の工場は、8月に夏季休暇に入る為、生産量が30%程落ちることが予想されます。

 

 

木材・合板共に厳しい状況ではありますが、乗り越えていきましょう。

お困りごとやご相談がありましたら、お気軽にお問合せください。

 

止まらない木材価格の高騰。木造建築を揺るがす事態となった原因とは【ウッドショック】

 

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック

市場開発部 木構造チーム

TEL   :03-5408-5055

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【物件紹介】位牌堂

非住宅木構造の物件をご紹介します。

「位牌堂」とはその名の通り位牌を安置する堂の事です。

延床面積は約180㎡。最高高さは約7.5ⅿ。

 

構造的特徴としては小屋を「三方(みかた)格子組」で組みます。

「三方格子組」とは、角材に一定の間隔で

相欠き(2本の木材を十字に組み合わせる方法)を入れた木材を3軸に組みます。

三方格子組は8段となり、角材は米松集成材の105角・120角で構成してます。

 

 

小屋組みの大部分(一部屋根材との取り合いは現場合わせ)は、

プレカット工場にて加工し現場納品しました。

こんな加工を対応してくれる工場があるなんて・・・

プレカット工場さんに感謝です。

「木」の継手は、数種類の金物を駆使しており、詳細は企業秘密です(笑)。

 

 

非住宅木構造に関するご相談事がありましたら、

是非ジューテックの木構造チームまでご連絡ください。

株式会社ジューテック
木構造チーム

ご相談・お問い合わせはこちらをクリック!

木の可能性!!

昨今木材を利用しての高層建築物、大規模建築物を

見かける様になりました・・

 

今開催されておりますオリンピックのメイン会場「オリンピックスタジアム」も

杜のスタジアムと題し、木を取り入れた

周辺環境と調和するスタジアムとなっており

屋根は木材と鉄骨のハイブリット構造、細く束ねられた木材は

47都道府県の杉を使用して、産地に向けられた方角に並べられ

日本の一体感を表現したデザインとなっているそうです。

 

そんな中、弊社株式会社ジューテックでも

木材を使用した新社屋の建設が始まりました!

 

新社屋ビルは、木の価値・魅力の発信を目的として

純木質耐火集成材「FRウッド」を採用し

木造と鉄骨造を組み合わせたハイブリット構造として計画しています。

プレスリリースはここ!!

 

ジューテックでは、木造非住宅物件に力を入れております!!

 

是非ご相談等、御座いましたらお問合せ下さい!