Monthly Archives: 2月 2021

省エネ法改正のお知らせ

省エネ法が改正により、2021年4月から

300㎡以上の中規模建築物が適応義務の対象になります。

 

 

適応義務とは、、、

建築確認や完了検査において、

省エネ基準への適合等の審査を受ける必要があります。

 

省エネ基準へ適応しない、手続きを怠るなどした場合、

確認済証や完了検査済書が発行されず、

着工や開業が遅延する恐れがあります。

 

 

 

建築確認・適合性判定の手続きの流れ

 

設計図書や計画書、計算書などの書類から省エネ基準適合判定通知書を発行

建築確認の際に必要書類と発行した省エネ基準適合判定通知書を提出

 

省エネ基準適合判定通知書がない場合、

確認済証や完了検査済書が発行されず、

着工や開業が遅延する恐れがあるため、注意が必要です

 

 

 

次回は、省エネ基準について説明したいと思います。

説明しました省エネ法改正について詳細は、こちらをご覧ください。

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/shoenehou.html

 

 

今後も新たな情報がありましたら、発信をしていきます。

木造非住宅に関するご質問がありましたら、

お問い合わせください!!

 

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック

市場開発部 木構造チーム

TEL   :03-5408-5055

今年も牛舎納材しました!

おかげさまで4年連続岩手県での牛舎プレカット納材となりました。

 

 

なぜか例年雪の多い時期に現場が動きます。

今年は1月8日に1便目納材させてもらいましたが、

大雪のため建方開始は3週目からでした。

395.5坪の鉄骨から木造への建て替え案件です。

 

 

1月8日撮影

内部の土間に関しては積雪の影響で上棟後に行うこととなりました。

 

 

以下1月28日撮影

 

私たちが2回目に訪問したのは1月28日でしたが柱梁桁が終わり

トラスも3台乗っていました。

当日は残りのトラスを丘組されていました。

             

 

 

今回の案件では設計事務所様の意向によりトラス束の緊結は

かすがいとプレート金物での緊結となりました。

通常のドリフトピンでの緊結よりも弱いためラフターでの持ち上げに

かなり気をつけられていたようです。

 

 

 

 

まだ雪の影響がみられるため上棟予定はたっていませんが

引き続き現場状況アップしていきますのでよろしくお願いします。

「都市の木造化に向けた木質耐火等の利用促進事業」 Part2

以前、「都市の木造化に向けた木質耐火等の利用促進事業

の実際の申請例を紹介しました。↓

https://www.jutec-mokuzouhijuutaku.com/blog/4643/

前回は寄宿舎を紹介しましたが、

今回は共同住宅の申請例を紹介したいと思います。

 

 

都市の木造化に向けた木質耐火等の利用促進事業」の詳細は

↓こちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

♦申請物件

用途:共同住宅

階数:2階

床面積:191㎡

 

今回は、石膏ボードによる耐火被覆での申請なので、

「イ その他」が適応されます。

 

 

 

 

 

床面積が、191㎡なので、

191×3,500=671,020円

確実にこの額になるかはわかりませんが

67万円を受け取れる可能性があります。

 

 

交付申請の提出締め切りは2月26日になります。

現在、交付申請に向けて提出資料の準備を進めています。

 

詳しくは、こちら↓

 

 

 

今後も新たな助成金がありましたら、発信をしていきます。

助成金や木造非住宅に関するご質問がありましたら、

お問い合わせください!!

 

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック

市場開発部 木構造チーム

TEL   :03-5408-5055

 

中大規模木造建築物の可能性を広げるパネリード②

 

   

 

パネリードX、Sは中大規模木造建築物でも使用されるようになったCLT接合にも

対応できるよう開発されています。

また高い初期剛性を活かし金物の代わりとして強度を実現することが出来ます。

どのようなものか詳しく見ていきましょう。

 

 

A:床-床接合

[A-1]面材スプライン接合

使用ビス:ネダノット、パネリードS

 

[A-2]CLT突き付け+ビス交差斜めうち接合

使用ビス:パネリードX

 

 

B:壁-壁接合

[B-1]直行壁接合(ビス垂直打ち)

使用ビス:パネリードX

 

[B-2]直行壁接合(ビス斜め打ち)

使用ビス:パネリードX

 

 

C:その他接合部(CLT+集成材)

[C-1]CLT-集成材接合(繊維方向直行剪断)

使用ビス:パネリードS、パネリードX

 

[C-2] CLT-集成材接合(繊維方向剪断)

使用ビス:パネリードS

 

 

[C-3] CLT-集成材接合(引張)

使用ビス:パネリードX

 

 

 

中大規模木造建築物での接合は、特注品の製作金物による接合が少なくありません。

製作金物1台の金額もさることながら使用数量自体も多くなりますので、

パネリードの留め方や使用本数を工夫することにより、

コストを抑えることが期待されます

また既製品の金物を使用する場合に比べ設計の自由度が高まります

パネリードXフルスレッド(全ネジ)3本で羽子板金物と同等

 

 

 

 

 

2月からはさらに使いやすく小分けパックも発売されます。

※羽子板ボルト代用PXは集成材に加えて製材でも評定を取得しました。

 

 

以前ご紹介しましたパネリードⅡ⁺

https://www.jutec-mokuzouhijuutaku.com/blog/4017/

の小分けパックが発売されます。合せてご検討ください。

 

中大規模木造建築物の可能性を広げるパネリード①

今回はパネリードⅡ⁺以上の引抜、剪断強度を持つ、

中大規模木構造建築物での使用を主要用途にしたパネリード各商品を

紹介していきたいと思います。

 

            

 

 

パネリードX

フルスレッド(全ネジ)の形状を活かし、

高い引抜強度を維持し性能を重視したビスとなっております。

剪断耐力に優れており、柱-梁接合やパネル(CLT)同士の接合に適しています。

 

パネリードS

パーシャルスレッド(半ネジ)形状であり、木材同士を

密着させるのに適し施工性を高めたビスとなっております。

特殊形状の先端部により、下穴無しでの施工が可能ですので

従来のビス使用数量より多くはなりますが、下穴の工程が減ることにより

現場での工程が削減され、全体工期の減少が期待できます。

 

また、どの木材にも等しくネジが掛かるため、中大規模木構造建築物で

使用される多面せん断接合をはじめ、重ね梁パネル接合柱‐梁接合などに

適しています。

      

                                             

施工事例   構造用途に使用するビスは施工箇所の必要耐力に合わせて、

サイズ、種類をお選びください。

※施工事例は、ご使用いただいた例の一部であって、性能を保証するものではありません。

 

 

パネリードX、Sの共通特長

 

■接合部が現しの状態でも目立ちにくい

■ネジ頭の破損が起きにくいヘクスローブを採用

■各種材料・接合方法に合わせた強度データの提出が可能

■使用用途に合わせた、試験報告書の作成・提出が可能

※パネリードXのみ頭部六角頭にすることにより六角ソケットでの施工が可能です。

 

製品規格 パネリードX

 

http://www.synegic.co.jp/product/paneread-x.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製品規格 パネリードS

http://www.synegic.co.jp/product/paneread-s.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回ご紹介しましたパネリードX、Sはピンポイントでの使用が可能です。

パネリードX、Sの併用も可能ですので重ね梁、パネル接合、柱‐梁接合などの

施工の際にそれぞれの特性を生かしながら施工ができます。

弊社でのプレカット納材の際に合わせて発注頂けるようよろしくお願いします。

 

【お問い合わせ】

木構造チーム  TEL   :03-5408-5055

 

今回ご協力いただきましたシネジックさんでオンラインセミナーが

2月25日(水)開催されます。

こちらも併せてご視聴ください。

 

詳細はこちらをクリック↓