Monthly Archives: 10月 2020

【事例紹介】K児童保育室

今回は上棟したばかりの児童保育施設をご紹介します。

用途:放課後児童保育室

規模:100坪 2階建て

タツミ様のテックワンを使用した金物工法です。

下の写真はラフタークレーンでトラスを吊ってるところです。

通し柱まで組み込んだトラスがあった為、地組で苦労するかと考えてましたが・・・

 

事前に注意点として打合せ済ませていただいていたのでスムーズに建方進みました!

大工さんに感謝!!

トラスにはテックワンP3プラスを使用。

完成後は天井仕上で見えなくなってしまいます。

ちょっと残念・・・

金物工法、ツーバイ工法etc

お困りごと等あれば、ジューテック木構造チームまでお問い合わせください。

【お問い合わせ】

木構造チーム TEL:03-5408-5055

納材中現場(保育園)のご紹介

今回は木構造納品中の物件をご紹介します。

 

現在納品している非住宅木構造は、2階建て・延床坪数約300坪の保育園です。

この規模の基礎は、やはり圧巻ですね!

基礎屋さんの仕事は完璧(ありがとうございます!)

上の写真は土台敷きです。ここから、大工さんの仕事がはじまります。

長さ8mにもなる大断面集成材も使用してます。

☝Φ180丸太の柱もはいります。

まだ納品中物件ですが、早くも完成が楽しみになります。

園児のみんな!完成を待っててね~( ^^)/~~

 

今回の非住宅木構造案件は、「燃え代設計」なるものを取り込んだ案件となります。

非住宅建築物の木構造でキーとなる、「スパン」や「準耐火・耐火」などの

相談も是非ジューテック木構造チームまでお願いします!!

非住宅建築物の木構造は、ジューテック木構造チームまでお問い合わせください。

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック 市場開発部木構造チーム

TEL:03-5408-5055

BP材 関東工場 稼働

杉角集成、BP材大断面の工場が本格稼働しました。

先日BP材関東工場を見学しましたのでその模様をお伝えします。

 

《工場外観》

見学当日はあいにく曇りでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《杉角の圧着機械》

杉角に接着剤AKレジン550(主剤:エポキシ樹脂)を塗布しプレス機に投入、上から圧着します。

こちらの接着剤、ホルムアルデヒドは一切発生しませんのでご安心を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

圧着機にかけて時間を置くと、高圧力により接着剤が染み出してきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《プレーナー加工機》

染み出した接着剤をプレーナーで削り取ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《完成品》

杉角をBinding(束ねる)、Piling(重ねる)することで大断面BP材が完成。

接着層が少ないため木目が綺麗です。

より無垢に近い自然な風合いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BP材は木材大断面業界に一石を投じる新アイテムです。

お問い合わせは下記までお願いいたします。

 

株式会社ジューテック

市場開発部 木構造チーム

TEL:03-5408-5055

 

【沖縄地区初】テクノストラクチャ―大型非住宅現場見学会のご報告

先日、沖縄地区で初めてパナソニック耐震工法テクノストラクチャーの

大規模建築物現場見学会がありました。

今回はその模様をお送りいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄ではRC・S造が中心でしたが、大規模建築物の木造化や高力ボルト不足、
職人不足と業界は変化してきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テクノストラクチャーは木造と鉄骨を組み合わせた新しい構造で
中大規模建築物にお勧めの工法です。

 

テクノストラクチャーの『メリット』『デメリット』

『デメリット』

・通常の木造と比較すると少々割高

 

『メリット』

・建築基準法の耐震基準の1.5倍の地震力に耐える、耐震等級3に対応

・パナソニックが構造計算を実施、構造計算についてはパナソニックから保証書発行あり

 

ご興味ございましたら

些細なことでも構いませんので下記までご相談ください。

 

株式会社ジューテック

市場開発部 木構造チーム

TEL:03-5408-5055

 

 

 

⽊材活⽤⼤型建築市場2030年時点で1兆円市場へ!

 

2030年 持続可能な森林資源と経済の循環を実現する新たな木造建築市場等の

創出に向けての木材活⽤⼤型建築市場領域ロードマップが林野庁から8月末に

発表されました。

今回はこちらの内容について整理したいと思います。

 

【2030年の市場として⽬指すべき市場領域の姿】

・⽊材活⽤⼤型建築が適正に社会・市場で評価され、⽊材利⽤がESG投資※1

における評価軸の⼀つとなっているとともに、コスト⾯も含め、建築物の計画

において施主が⽊造化・⽊質化等を選択しやすい環境が整っている。

 

・木材活⽤⼤型建築を担う事業者や⼈材が⼗分に育成・確保され、

⽊材活⽤⼤型建築等に取り組みやすい環境が整っている。

 

・特に低層の中⼤規模建築物や中層建築物の分野においては、必要な技術が

⼀定程度整備され、標準的な⼿法等が広まっているとともに中⾼層建築物の

分野では、その建設に必要な技術等が実現しつつある。

 

・⽊材需要先の⼀つとしての輸出については、輸出先国における

規制・規格、需要者が要求する品質その他の性能に対応した製品・技術が

提供される体制が整えられている。

 

・林業分野でもICT※2を活用したスマート林業等の導入が進展し、

生産性や安全性が向上するとともに、需要に応じた木材の供給が安定して

行われている。

 

※1 ESG投資:環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行う投資。ESG
ESG評価の高い企業は事業の社会的意義、成長の持続性など優れた企業面をもつ。
※2 「Information and Communication Technology」の略、通信技術を活用したコミュニケーション。ICTを活用したシステムやサービスが普及することで、社会インフラとして新たなイノベーションを生むことが期待されている。

【主な課題・取組】

⽊質耐⽕部材や⽊質の⾼耐⼒・⾼耐久部材などの開発・普及等を⾏う。

また、中⾼層建築物について、安全性を確保しつつ、より容易に設計

できるよう、設計例の作成等を⾏う。あわせて、⽊造建築物の

外⽪耐久性について、中⾼層住宅にも対応した基準の整備に向けた検討を⾏う。

 

 

・⽊材活⽤⼤型建築物の設計・施⼯等を担う⼈材が不⾜していることから、

⼈材育成・確保のための取組を⾏う。

 

・輸出先国における規制・規格、需要者が要求する品質その他の性能に対応が

必要であることから、これらに関する情報収集を⾏い、それに対応した

製品・技術を提供する。

 

・スマート林業の推進に当たっては、全国的に統⼀した基準に基づき

森林クラウド、ICT⽣産システムの導⼊を促進する。

 

・林業の⽣産性や安全性等を抜本的に向上させるため、

操作の簡易化や遠隔化、⾃動化等の機能を持った林業機械の開発を⾏う。

 

・スマート林業等の先進的技術を組み込んだ林業を実践する林業経営者は

限定的で横展開が進んでいないことから、現場実践を強化し、得られた

成果からICT導⼊効果を「⾒える化」するなど、スマート林業技術体系や

利⽤⽅法モデルを林業経営者等に普及展開する。

 

森林クラウドの詳しい説明はこちらから:http://rashinban-mori.com/pc/about/

 

 

これらの目標に対し2030年時点で18年時点の国内市場規模5000億円の倍の1兆円

とすることが『目指すべき姿』と位置付けられました。

 

 

今後、中大規模建築の木造木質化やスマート林業の施策は、以下のロードマップ

に沿って進められていきます。

ジューテックとしても⽊材活⽤⼤型建築に対して品質・性能の確かな部材を

安定的に供給できる⽣産・流通体制を整備していくとともに、

⽊材活⽤⼤型建築物での⾼耐⼒・⾼耐久な部材、構法等の新情報、防耐⽕性能

の新情報の発信に努めていきたいと思います。

 

 

市場領域ロードマップ【具体的な取組】

 

 

木造大開口・大空間 「敷地内通路確保編」

建築基基準法では、屋外における避難階段及び出口から道、公園、広場、

その他の空地に通ずる幅員が1.5m以上の通路を設けなければならない

として幅員確保を規制している建物もあります。

 

なぜならば、火災が発生した際に、建築物の利用者が一斉に避難することが

想定され、そうした場合に

「通路の途中で滞留が生じ、安全な空地に至るまでの避難に支障をきたす」

とことがないようにするために必要な幅員を確保する必要があるからです。

 

 

今回は、そんな事例を紹介させていただきます。

 

・用途 保育園

・工法 テクノストラクチャー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テクノストラクチャーの特徴

 

テクノストラクチャー工法は、鉄骨を使用していますが「木造」として

認定されています。

国が進める木材利用促進法に基いて出される様々な政策(助成金など)

を利用することができます。

また、パナソニックが構造計算をして保証してくれるため、安心感があります。

 

 

 

この保育園は、避難所になりうる施設としても利用したいという

希望がありました。

災害に強く、「安心・安全・耐震等級3」のテクノストラクチャー工法を

提案させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この建物は、2階の共用廊下を持ち出し1400mmにしています。

通常の木造であれば、階下の踊り場部分に柱を立てる必要がありますが、

立てることなく施工を行うことができます。

このように、柱の無い避難経路を確保することができるため、

安心安全に避難が可能となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木造には、このように鉄骨を含んだ工法もあります。

S造・RC造で非住宅建築を予定していて、

コスト・工期でお悩みであれば、

是非一度木造でもご検討してみませんか!

 

 

 

 

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック

市場開発部 木構造チーム

TEL   :03-5408-5055

 

 

【事例紹介】STT-system

前回説明したSTT-systemを用いた事例を紹介します。

 

自動車工場

用途:工場

建築地:神奈川県川崎市宮前区

規模:84.16坪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この物件では、9100mm+9100mmスパンを飛ばしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製菓工場

用途:工場

建築地:愛知県名古屋市

規模:44.85坪

 

 

この物件では、8190mmのスパンを飛ばしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

トラスを用いる際、

施工が複雑であったり特殊材が必要となり工期が遅れたりと

問題があると思います。

本製品は、施工が簡単であり使いやすい製品です。

 

ご不明点あれば下記にお問い合わせください。

 

 

 

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック 市場開発部 木構造チーム

〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目3番2号

TEL:(03)5408-5055

FAX:(03)3433-1390

【商品紹介】STT-system

今回は、ポラテック㈱様の商品

STT-systemについて紹介します。

 

STT-systemは水平トラスです。

ポラテック製のオリジナル金物を使用することで

他とは違うトラスとなりました。

 

 

 

特徴は、「簡単で使いやすい」です。

 

 

 

特徴1 簡単施工

木造トラスには、複雑な木材加工が必要だと思います。

しかし本製品は、ボルト穴をあけるだけです。

写真を見ても、加工しているのは金物接合部のみだと分かると思います。

 

 

木材に特殊な加工は必要ないため、一般的な流通材で施工可能です。

 

 

特徴2 多様な使用方法

木造トラスはほとんどの場合、横架材として使われます。

ですが本製品は、オリジナル金物を

「束材」「斜材」としても使用できます。

 

また、金物を回転させて組み立てることで

高さの異なる種類のトラスが実現可能です。

 

開口スパンは、約6.37~10.92mです。

 

 

特徴3 扱いやすい製品

現場には、梁と金物を組み合わせた約4mの半製品として出荷します。

そのため搬送時や現場で使う際に、

扱いやすい商品となっています。

 

 

 

 

 

 

 

施工が難しそうに感じますが

建築現場で職人さんが半製品同士をジョイント

することも可能です。

 

 

ダクトや電気配線はトラスの隙間を通して施工することが可能です。

シンプルな作りとなっていて、また金物にも写真のように穴が開いているため

トラス内に隙間が十分にあります。

 

 

 

次回はSTT-systemを用いた物件の事例を紹介します。

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック 市場開発部 木構造チーム

〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目3番2号

TEL:(03)5408-5055

FAX:(03)3433-1390