木造大開口・大空間 「敷地内通路確保編」

建築基基準法では、屋外における避難階段及び出口から道、公園、広場、

その他の空地に通ずる幅員が1.5m以上の通路を設けなければならない

として幅員確保を規制している建物もあります。

 

なぜならば、火災が発生した際に、建築物の利用者が一斉に避難することが

想定され、そうした場合に

「通路の途中で滞留が生じ、安全な空地に至るまでの避難に支障をきたす」

とことがないようにするために必要な幅員を確保する必要があるからです。

 

 

今回は、そんな事例を紹介させていただきます。

 

・用途 保育園

・工法 テクノストラクチャー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テクノストラクチャーの特徴

 

テクノストラクチャー工法は、鉄骨を使用していますが「木造」として

認定されています。

国が進める木材利用促進法に基いて出される様々な政策(助成金など)

を利用することができます。

また、パナソニックが構造計算をして保証してくれるため、安心感があります。

 

 

 

この保育園は、避難所になりうる施設としても利用したいという

希望がありました。

災害に強く、「安心・安全・耐震等級3」のテクノストラクチャー工法を

提案させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この建物は、2階の共用廊下を持ち出し1400mmにしています。

通常の木造であれば、階下の踊り場部分に柱を立てる必要がありますが、

立てることなく施工を行うことができます。

このように、柱の無い避難経路を確保することができるため、

安心安全に避難が可能となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木造には、このように鉄骨を含んだ工法もあります。

S造・RC造で非住宅建築を予定していて、

コスト・工期でお悩みであれば、

是非一度木造でもご検討してみませんか!

 

 

 

 

 

【お問い合わせ】

株式会社ジューテック

市場開発部 木構造チーム

TEL   :03-5408-5055